2016年05月10日

壺(象の壷,一対のうちのーつ)

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象の鼻を折り返して取っ手状に輪にしてあるこの形の究極の出所は,明朝(1368自1644)の壷であると考えられている.一層直接の霊感源は,オリジナルあるいはマィセンの模作を通じてヨーロッパで知られていた日本磁器であったかもしれない.トランべット形の首を持ち「鳥竜」と呼ばれる壷には象の頭部と折り返した象の鼻を象った柄がついている.この形はアウグストウス侯が1721年までに20作品入手していたものであった.本作品は記録に残るが,この形で記録にあるものは少ない.
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2016年05月03日

現在ロンドンのウオレス・コレクションで見ることができる

構図とモデルの姿勢にはグルーズに特徴的な巧みさと適切さが感じられる.一般的に。グルーズのイタリア旅行は彼の様式に取り立てて影響を及ぼすことはなかったとされているカちこの若い女性の感情のこもった,天を凝視するかのような眼差しは,カルロ・ドルチとグィド・レニの影響を示唆している.

この種のカンヴァスは多数現存しており,従ってポピュラーなもので,簡単に売買されていたものと思われる.画家の生前,パリを訪れたロシアの貴族や王族の代理人たちが.グルーズの頭部習作を無数に買い付け,それらの多くは現在エルミタージュとブーシキンの両美術館にある.ハートフォード卿の「表情物」のコレクションは,19世紀後半に入手されたものであるが,現在ロンドンのウオレス・コレクションで見ることができる.
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